“口臭”と一言に言っても、その原因や程度はさまざまです。複雑な現代社会においては、感受性の高い方が“口臭”を気にする余り、自信喪失に陥り深い心の傷を作ってしまうことも少なくありません。必要以上に気にすることもありませんが、自分の口臭を時々客観的にチェックし予防することは、快適なコミュニケーションや感動的な恋愛を継続するために不可欠なマナーの一つです。




口臭の原因


■お口のお手入れ(舌のお手入れ)が不適切では?

口臭の原因として最も多くを占めるのが、お口の中に存在する悪玉菌によるものです。お口の中が汚れたまま時間が経過すると、悪玉菌の数が増えるだけでなく、磨いても簡単に落ちなくなってしまいます。また、せっかく食後に歯磨きをしても、丁寧に行われていなければ効果は半減!歯を1本づつ磨くつもりで磨いて下さい、そしてその時“舌”も一緒に磨くことをお忘れ無く。正しい歯磨きの方法は、e−スマイルネットまたはお近くの歯医者さんで練習して下さい。






■大きな虫歯や歯と歯の間に食べ物が詰まりませんか?

大きな虫歯(の穴)や歯と歯の間に隙間があるとそこに食べ物が詰まってしまいます。詰まった食べ物は、お口の中にいる細菌により発酵し(腐る)やがて嫌な臭いを発するようになります。(特にタンパク質性の食べ物)また、虫歯の穴は多くの細菌が生息する住みかでもありますから、いくら歯をきれいに磨いても次々に新たな細菌を生み出して来ます。(いくら歯磨きしても、数分後には虫歯になる危険性が高くなる)このような方は、歯科医院での治療を受けて頂かないと問題を解決することは出来ません。






■歯周病では?

僅かな刺激で歯ぐきから出血したり、歯がグラグラ(歯周病)しませんか?寝起きに、お口の中がベトベトしているのでは?虫歯が歯を溶かす病気ならば、歯周病は歯を支えている骨を溶かす病気です。ともに慢性的に(徐々に)進行するため痛みを伴わないことが多く、発見が遅れたり、気づいてもなかなか治療を開始なさらないために手遅れになってしまうことがよくあります。歯周病菌が歯と歯ぐきの間に細侵入すると、歯ぐきが炎症を起こし化膿するため呼気中に膿の臭いが混じって周囲の人に不快な思いさせてしまいます。自己管理により有る程度歯周病を予防することは可能すが、罹ってしまうといくら歯を磨いても治癒することはありません。速やかに歯科医院での開始して頂くようお勧め致しす。







■(鼻ではなく)主に口で呼吸する(蓄膿症に罹っている)のでは?

お口の中は粘膜で覆われているため、乾燥すると細菌に対する抵抗力が落ちてしまいます。(皮膚は粘膜より乾燥に強く、更に油分で守られています)(粘膜からは水分が容易に蒸発し、細胞を守るバリアーも薄いので痛み易い)しかし、“唾液(ツバ)”という粘膜を守る強い味方が分泌されていて、お口を守っています。唾液は、粘膜に水分を補給し乾燥を防ぐと共に、各種免疫物質を含んでいて細菌増殖を抑制し、細菌の攻撃からほっぺや歯ぐきなどの粘膜を守ります。(その他、消化を助けたり、汚れを洗い流したり、歯に対してはミネラル分を補給しています)しかし、口で呼吸しているとお口の中が乾燥し、免疫力が行き届かなくなるので細菌の増殖を許してしまい口臭がきつくなります。すから、鼻で正しく呼吸するように心掛けて下さい、また鼻に疾患が有る場合は、耳鼻科での治療を受け(蓄膿症は歯が原因の事もあります)呼吸をスムーズに行えるようにして下さい。