とっさのときの応急処置(歯が抜けた、折れたとき)
お子様が転んだりスポーツ時に歯の怪我をしたときの歯医者さんにいくまでの応急処置と注意点 状況は様々ですが、主な怪我の種類を挙げますと
1 | 歯の破折(歯が折れた状態) |
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2 | 歯の脱臼(歯がぐらぐらしたり抜けた状態) |
3 | 歯の埋入(歯が骨の中にめり込んだ状態) |
4 | 喪失(脱落して失った状態) |
1.2. の場合の歯医者さんにいくまでの応急処置と注意点について 歯の破折には、歯ぐきから上の部分が割れる歯冠破折と根の部分が折れる歯根破折があります。歯冠破折の中には歯の一部が欠けたものから、 歯の神経が露出して大きく破折したものまで様々であり、治療方法もその状態に応じて異なります。受傷した際に折れた破片があれば、 なるべく歯科へ持って行ってください。場合によっては、破片を元の歯に接着して修復することもできます。そして、 出来るだけ早く歯医者さんに行ってください。
抜けたり欠けたりしていなくても、動揺があるならば、そのまま安静にして、出来るだけ早く歯医者さんに行ってください。 歯が口の外に脱落した場合は、歯を持って歯科を受診する前に次の事を守ってください。なぜならば、 歯根の表面には歯根膜というとても大事な組織があり、この状態の良否が結果を左右するからです。 ・根の部分に触れないで、軽く汚れを洗い流してください。(水道水で約30秒以内)